kizasi Marketing PLUS

「ブログを仕事に活用する」をテーマに、様々なテーマのブログ分析レポートをはじめ、ブログの基礎知識、
分析ツール活用のコツやレポート作成支援など、ブログに特化したマーケティング情報サイトです。

« キョロちゃんの3倍?!生茶パンダ先生がブーム | TOP | 「買った」より「行った」が話題になるIKEAの楽しさ »

ドラクエ9すれちがい通信で面白さ2倍

2009年11 月 5日 (木) ブログトレンドウォッチ


発売から2ヶ月が経とうとしている「ドラゴンクエスト9星空の守り人」。
今回は本編のストーリーをクリアした後も旅が続けられると話題になっているのだが、そこに欠かせないのが、DSに内蔵されている「すれちがい通信」という機能だ。


「すれちがい通信」とは、同ソフトを持った人同士がすれ違うことで、互いのゲームデータを自動的に送受信できるというもの。
ドラクエ9に関しては“宝の地図”を交換でき、すれ違いをした人数によって“宿屋”が進化していくという内容なのだが、このクリア後の遊び方を支えている「すれちがい通信」の、ブログでの書き込み数はどうなっているのだろう?発売後6週間(~8/16週)の書き込み数推移を調べてみた。


090901dragon_01

【ブログクチコミサーチ BY Kizasiを使用】

発売直後に約26000件ほど書き込まれたゲーム名「ドラクエ9」は、その後減少し、8月中旬には1万件程度に落ち着いている。(折れ線グラフ 右軸)
ところが、これに対して「すれちがい通信」は、ゲーム名ほど件数は多くないものの、日を追うごとに書き込み数が増加していた。(縦棒グラフ 左軸)


この背景をブログの書き込み内容から探ってみると、


・ゲームをクリアした後も「すれちがい通信」で楽しめる。
・「すれちがい通信」するため、特定の場所にプレイヤーが集まるという現象をメディアなどが報じ出した(代表的なところでは秋葉原のヨドバシカメラ前 ルイーダの酒場)
・実際、その場に行く人も増え出した


などの理由が、発売時のニュースに終わることなく、その後も話題性を持続させる効果に繋っているようだ。


さて、この「すれちがい通信」は、ゲームの評価にどのような影響を与えているのだろうか?
「ドラクエ9」に関して、「すれちがい通信」の記述があるブログと、記述がないブログを抽出し、それぞれに書き込まれている感想を比較してみた。


090901dragon_02_2
【ブログクチコミサーチ BY Kizasiを使用】

結果「すれちがい通信」の記述がある方が、「面白い・楽しい」「スゴイ」といった感想の割合が高く(24%)、「すれちがい通信」の記述がない場合(12%)の2倍にあたる。
ストーリーそのものに関しては酷評も見られたが、「すれちがい通信」によって、ドラクエ9の面白みやインパクトを押し上げることができていると言えるだろう。


ところで、ドラクエ9で一気に浸透したと言ってもよさそうなこの遊び方(すれちがい通信)を、人々はどのように捉えているのだろう?
ドラクエ9のすれちがい通信に関するブログの書き込みを元に、下表の通り分類してみた。


090901dragon_03


同じソフトの利用者でも、「人とのすれ違いを求める」行為には人それぞれの背景があり、機能の捉え方も多様であることが分かる。


ということは、まだまだ遊び方の提供にも、幅広い可能性が潜んでいると言えそうだ。
今後、様々なジャンルのソフトにも発展が期待されるこの機能、プレイヤーたちにどんな新しい行動を起こさせるか注目である。(高宮真琴)

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認してから表示されます。

« キョロちゃんの3倍?!生茶パンダ先生がブーム | TOP | 「買った」より「行った」が話題になるIKEAの楽しさ »